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店長日記
店長日記:13
オーダー商品の製作過程(その4)
2008年05月01日
さて、締めはウェストベルトです。



留袖の生地を使って作ります。
着物の生地の巾を縦に四等分します。それを約3~4メートルに繋げます。
それを更に折り畳んで、巾3センチのベルトを作っていきます。
マチ針が足りなくなりそうでした。。。
ひたすらアイロンです。



これに先ほど出来上がったスカートを挟んで縫っていきます。
果てしないほど縫い続けます。
長いです。

そしていよいよ完成~~~~~♪ と喜んで、トルソーに着せてみます。

が。。。

。。。。あれれ???

どうも前の部分が引きつってる?なぜ?

んーーーーー。
悩んだ末に、見返し部分を思い切ってほどく事にしました。
表の生地と裏の生地の伸縮率が違うからなのか?
縮緬って、ニットみたいに伸びるんですよね。

せっかく時間かけて手縫いでまつったのに。。。がっくし。。。



まつっていた部分をほどいて、更に今度は折り返した部分にミシンをかけて始末。
これでどうだ?

と、またトルソーに着せてみます。




やたーーーーー!!
ついに完成です♪
見返し部分もすっきり落ち着きました~。

左の写真が前から。 真ん中の写真がうしろから。
右は上にも服を着せてみたイメージ写真です。
やっぱり赤がかっこいいですね~。
背の高い方にお嫁に行かせる事ができて良かったです。
きっとかっこいいと思います。

早速ラッピングしてお届けさせていただきました。
結婚式、ステキな会になる事を願っております。
ありがとうございました。
オーダー商品の製作過程(その3)
2008年05月01日
では次は見返し部分です。



アンティークの長襦袢の袖を使う事にしました。
色んな色を合わせてみたのですが、やっぱり黒には紅色が一番よく似合ったので。
この長襦袢の左の方、牡丹の柄を最初は使おうか?とも思ったのですが、生地が弱っていたので断念。
袖の紅い部分はしっかりしていたので、そちらを使う事にしました。



私の大好きなモチーフの揚羽蝶が、織の地模様で入っています。
見る角度によって見えたり見えなかったり。 キレイです♪

袖をほどき、洗ってアイロン。
とても肌触りのいい生地です。
破れや汚れもあり、一番いいところを選んで見返しに使います。



前の端を留袖の生地と合わせて縫います。
折り返して前に紅いラインが出るようにアイロンを当てて止めていきます。
その上を押さえミシンで縫っていきます。



縫い終わったら裏返して端の始末です。
折り返して、表に糸が出ないようにまつり縫いで留めていきます。
地味な作業です。 ミシンってすごいと思いますね(笑)
それよりすごいのは手縫いで着物が縫えちゃう人ですが。



それが終ると今度は裾の始末に入ります。
見返しに使った紅い布を細く切り、スカートの裾を包んでいきます。
これで前端と裾に同じ巾の紅いラインがアクセントに入ります。



とりあえずスカート本体の完成です♪
かっこいいです。

次は最後の締めです。
オーダー商品の製作過程(その2)
2008年05月01日
では、一枚ずつ縫い合わせていきます。


刺繍部分をメインに、他の部分はギリギリの縫いしろになりました。
はげしく伸び縮みしてるので、なかなか難しいところです。
絵を合わせながら縫いしろを折り畳んでマチ針で止めていきます。

今回は表を合わせて縫って、縫いしろを割る縫い方は止めました。
できるだけ刺繍部分を折らずに、糸が肌に当たらないようにと考えました。



柄が大きいので、今回は色に合わせて縫い糸の色も変えていきます。
黒と白っぽい部分と藤色の部分と3色です。
ミシンが3台欲しかった。。。



次はかなり柄袷が難しくなります。
刺繍部分の折り返しも多くなります。
生地が縮んでいると柄が合わなくなるので、その都度アイロンを当てて長さの調節をします。



三枚が繋がったところです。
なかなか上手く繋がりました。
これをあと数回繰り返していきます。



全部繋がるとこんな感じになります。
生地と生地を縫い合わせる時に、ウェスト周りにはダーツを取っていきます。
普通の洋服だと生地を畳んで縫いますが、今回は着物の布巾を利用して、生地を切る事無く、途中で折り畳む事無く、表に余計な縫い目が出ないようにダーツをとります。
なので縫いあがると上がしぼんで写真ではしわが出ますね。



次に裏地を付けていきます。
裏地を付けるとごそごそするのでどうしようか悩んだのですが、やはり刺繍のごわごわが肌に当たるのを避けたかったので、かるく裏地を付ける事にしました。
生地はこの留袖の裏地(比翼)部分をそのまま利用しました。
裾の始末もしっかりしてあるので安心です。
着ると隠れる方から縫い付けていきます。
前の一番派手な部分には、見返しを別布で付けようと思います。
オーダー商品の製作過程(その1)
2008年05月01日
さて、ごぶさたしております。
子供が小さいとバタバタしますね。特にこの時期。
わたくしごとではありますが、長女は小学校へ入学しました。
保育園よりも帰りが早いので、なかなか時間のリズムが作れないままです。
と言ってる間に、もうGW目前ですね。

今回はお客様から以来を受けた商品の製作過程をご紹介していこうと思います。
ちょっと長くなるので、数回に分けますね。

今回のお客様は、ご縁があって、私の手持ちの着物を気に入って下さり、是非に!とご依頼していただきました。
GWに海外での結婚式に出席されるとの事。
これはかなり責任重大というか、緊張というか、ありがたいお話でした。

お着物はこちら ↓ 刺繍がしっかり入った黒留袖です。


金銀の糸が波打ってます。派手というより、かなり日本らしいかっこいい柄だと思います。
いいな~と思って買ったのですが、思いのほかサイズが大きくて、柄も大きい為、私には合いませんでした。
というのも、私の身長は152センチ。
これをスカートにすると、柄が切れてしまうのです。
どなたか背の高い方に。。。と思っていたのでした。

それが今回のお客様はかなり背の高い方で、日本ではなかなか合う長さのスカートが無いとの事。
これはぴったり!!です。
ハサミを入れる前でしたので、多少のサイズ調整ができました。

問題はお洗濯でした。
基本的に私は自分で洗うのですが、今回は特別です。失敗する訳にもいきませんし、刺繍はかなり縮むのです。アイロンで伸ばす事もできますが、かなりの重労働になります。
そして着物の生地である正絹もかなり縮むのです。おまけに更に縮む縮緬です。
これはもう専門の方にお願いしなくては!と、市内のお店へGO!

本来、着物は作り直す時には『洗い張り』というお洗濯方法をとります。
生地が縮まないように平らな大きな板に貼り付けるのです。
ですが、これをやると費用がかなりかさみます。
なので今回はリメイク専門のクリーニングに出しました。

待つこと数日。
連絡をいただいて受け取りに行くと、そのお店のおばさまが色々とお話して下さいました。
とても状態のいい着物だとか、何を作るの?とか。。。
で、今回かなり大変だったと。。。
洗濯して水から上げると、刺繍部分がぐしゃぐしゃの団子状になっていた事。
大慌てでご主人と2人で両側からひっぱりながらアイロンを当てて下さったらしく、本当に大変そうでした。

昔の刺繍は、表面に刺繍があれば裏面にも同じだけの刺繍糸が出ていて、ひっぱりやすいそうで。
でも今回の刺繍は表面に糸を這わせるようにして縫い止めてあるので、表だけが縮んでしまったと。
しかも波の流れに添って糸が張られているので、一方方向へばかり引っ張る訳にもいかず、かなり苦労してアイロンを当てて下さったようで。。。
すみません。ありがとうございました。を繰り返すしかない私。。。
反物になった留袖を抱えて帰宅しました。

さて、いざ広げてみます。


刺繍部分と黒い部分の布巾の違いが明らかです。
刺繍の部分はかなり引っ張って伸ばしているので、ほぼ元の巾になっていますが、黒い部分は引っ張らずにアイロンを当てているのでかなり縮んだままです。
これを元通りに一枚の絵に戻していくのがかなり大変な作業になってきます。

とりあえず絵を合わせながら並べてみます。


これで着物一周分。思いのほか縮んだので、もう少し黒い部分を写真右側に足します。
ざっくりと大まかに長さを揃えて切ります。
今回の丈の目安は90センチ。かなり長めのロングスカートです。
工作の日。
2008年03月19日
この度は、サーバー不調の為、皆様には大変ご迷惑をおかけしました。
ページが表示されないという不安の中、なんとか無事に乗り越えられそうです。
今後ともよろしくお願い致します。

さて、最近はとても暖かく、いいお天気が続いています。
今日は久々の雨ですが、こちらは黄砂もかなり飛び、すっかり春らしくなりました。

先日、実家に帰って冬用タイヤを交換してきました。
たぶんもう雪は降らないかな?と。
でもまぁここ津山は3月の終りくらいにもう一度どどっと雪が積もったりする事が多いので気が抜けないのですけど。。。

そこで庭先に捨てられていたアジサイの枝をもらって帰ってきました。
アジサイは冬には枝だけになります。
葉っぱも花もすっかり枯れて落ちてしまい、春を前に実家では剪定がされていました。
拾った枝にも、すでに新芽が出てきています。



これを適当な大きさにのこぎりで切って、タコ糸で縛りました。
糸の縛り方も良く知らないんですけど、イメージで(笑)



ハンガーです。一応。。。
上のやつはたぶんそのまま壁にかけて使えますが、下の方はイーゼルみたいになりまして。。。
このままだと服がかけられないので、また紐を結んでピンチをくっつけて、スカートとかを
挟んで飾れるようにしたいです。
商品写真を撮る時に使いたいな~と思ってます。
針金ハンガーじゃ色気もなんもないですからね。

って事で、息抜き工作でした。
黄緑色のドレスの行き先。
2008年03月06日
前回、飾りの部分を取り外されたドレス。
とりあえず黄緑色の方のドレスの解体と方向性を決めながら進んでいきます。

ちゃんとしたドレスなので、かなり作り込んであります。
何重にも重なったドレス部分の生地。どこにスナップが付いてて、何処にファスナーが繋がっていて、どれがどことくっ付いているのか?どこをほどくと、どこが分解していくのか?
解きすぎると元に戻せなくなるので慎重に見極めていきます。
ドレスの内側にはウェスト部分を固定する太いゴムベルトがあったり、胸の部分にはパットを入れるポケットがあったり(もちろんパットも内臓されてますが)、個人で作るには難しい技術が色々と。。。
これは勿体無いです。
これは何かに活かさなくてはっ!!

ということで、ドレス上部はそのままに利用していきたいと思います。



ドレスの束ねてあった箇所をほどき、アンダードレスというか、チュールレースで作られていたドレス部分やパニエ部分を慎重にウェストから切り離しました。というか、解いて外したんですが、いい感じにファスナーも分離させる事ができました。
写真のように、なんだかでろ~~~っとしたフォルムになりました。
鳥が羽を広げたような形の布が残りました。さて、どうしましょう?



こんな形はどうかな? 中に折り畳んでピンでとめただけですが、バルーンスカートのようになりました。
かわいらしいフォルムですね。
見た感じだと、袖を外してノースリーブの方がかわいいかもしれません。
でも実際に着たらまた違うのかな。 モデルさんかマネキンが欲しいところです。
ちなみにサイズは9号です。
元のドレスはTT9となっていたので、相当背の高い方向けの9号だったようです。

このデザインなら結婚式以外でも着られるかな? 何かのパーティーとか。
あ、でも、背の低めの方のお色直しドレスでもいけるかな。

これに、子供用の着物の生地を合わせていきたいと思います。
和洋コラボです~。
また次回をお楽しみに~♪
ドレスの解体。
2008年02月21日
さて、先日のドレス、どう使っていきましょうか?
そういうドレスは初めてなので、スカートのレースやパニエ部分以外をどう使っていくか悩みます。
悩むのがまた楽しいのですが。

とりあえず、黄緑のドレスの花の部分を取り外してみました。



結構いっぱいお花だらけです。
オーガンジーとサテンの生地を組み合わせてあって、柔らかくて優しい印象です。
花と蕾と葉っぱとありました。



それを、まずは洗います。生地はしっかりしてるので、安心して洗えます。
洗面器で手洗いです。何度も何度もすすいで水を切ります。



タオルドライしながら、ティッシュで形を整えながらの陰干しです。
何を作ろうかな~っと。

もう1つの赤いドレスからは、沢山のキレイなビーズが取れました。



ドレスの胸元に沢山ちりばめられていました。これだけでも数千円しそうですね~。
娘が羨ましそうに「きれ~~♪」と、うっとり。
これだけでもドレス買って元がとれるかもしれません(笑)
この深い赤はいいですね。和風の生地とも良く合うと思います。
いつか出番を用意してあげるから、それまで待っててね。
思い切った買物。
2008年02月14日
先日、近所のデパートに行った時の事。
たまたま着物のリサイクル市をやってまして、ついふらぁ~~っと。
結構こういうのって高いものしかなかったり、ヘタに店員さんに捉まると逃げられなくなるという弱気なあたしの性格上、なんとな~くチラ見程度に足を進めて行ったんです。
が、500円~と書かれたワゴンをついつい物色。
確かに安いけれど、リメイクに使えそうな物はなく、新しかったり、ウールだったり。
う~ん。。。
と思いつつ他を見回してみると、他のワゴンに花嫁衣裳が畳んでありました。
ダメ元で見ると、色打ち掛けがずし~~~んと鎮座。
総刺繍というのか、いったい何キロあるの?ってくらいのキレイな着物。
で、値段を見たら  6万8千円。。。

無理。買えない買えない。。。

で、一枚だけ白い打ち掛けがあって、そ~~~っと値段を見てびっくり!!!
桁が間違ってません!!!!????ってお値段。
速攻でお買い上げ決定でした(笑)



しわだらけだし、茶染みも沢山あります。けど、本当に全部が真っ白。
決め手は刺繍が全く無かった事ですね。
刺繍があると洗濯した時に縮むのが困るんです。その部分だけが縮んで、周りの生地も引っ張ってしわくちゃになってしまいます。
アイロンも大変だけど、後々のメンテナンスも大変なので。
真っ白なら、どんな所にも使えますしね。
それでも地模様というのか?織模様というのか、びっしりとおめでたい柄行です。



こんな所でも揚羽蝶を見つけて喜んでいる私です♪



内側は、かなりの茶染みでした。表の方も半分近くが茶色っぽく色が浮いているので、そういう部分は染めるかもしれません。
一応、柿渋染め用の柿渋は用意してあるので、実験的にやってみるかもしれません。


そして、もう1つ見つけたものが。。。

その会場はたぶん結婚式用の貸衣装のレンタル落ちを売ってたんだと思いますが、着物メインで、ドレスも20着ほど置いてありました。 白いウェディング用が半分。残りはお色直し用のカラードレスでした。
普段なら見向きもしないんですけど、今回はかなり安くなってるって事で、チラっと。。。

でも、その日は白無垢だけ買って帰宅しました。

が、どうしてもそのドレスが気になる。買うとかなりの大きさなので、家で置き場所にも困るんだけれど、気になる。
というのも、そのドレスのパニエが欲しい。
チュールレースやハードチュールがわさわさ使われてる訳です。
これを解けばかなりの量がとれる。
買うとかなり高いんですよね。でも結構量を使わないとスカートってフワフワに膨らまない。

どーにも気になって収まらないので、数日後にまた行ってみました。
目標は白いドレスの白いパニエ。
会場に行ってドレスを見渡し、いざ!!出陣!!(笑)
と言って、ドレスの裾を拝見。中を見させていただきま~~~す。すいませ~~~ん。

・・・・・・・・?

どーも。。。ん?これは。。。。。?
白ドレスには、どれを見てもパニエがない???
がーーーーーーーん。
これじゃ使えません。
いくら見ても無いものは無い。

落ち込みながらもカラードレスも見ます。
・真っ赤なドレス。あまりボリュームのないドレス。でも真っ赤なパニエがある。
・黄緑色のドレス。かな~~~りのボリューム。白と黄緑のパニエ有り。でも緑色って使うかな?
・薄紫色のドレス。黄緑色のドレスとほぼ同じデザイン。飾りが少ない。
・黄色のドレス。スカートのレース部分に黄色のテープが縁取りされててキレイ。でも黄色を使うか??
・クラシックなデザインの別珍のようなドレス。白いパニエ有り。ドレスがカッコいい~。でも他のより2倍以上の値段。

むーーーーーーーーーーーん。

かな~~~り悩んで結局帰宅。
もうダメ。分からない。

そしてまた数日後、今度は絶対買う!!と心を決めて出陣。
またしてもどうするか悩みに悩んだ末に、ついに買ってしまいましたーーーーー。
二着も!!



赤いドレスはフラメンコのようです。ホルターネックで胸元にいっぱいビーズがちりばめられてます。
真っ赤なパニエと、ショールもチュールレースでできてました。使えますね。

黄緑のドレスはお姫様っぽいです。四畳半の部屋が埋まりそうなくらいボリュームあります。
ドレス自体がチュールレースで出来ているので、かなりのレースがとれそうです。
ドレスと同じ生地で作られたバラの花が沢山縫い付けられていたので、これも色々使えそうです。
まぁ、これを解いて洗ってってのが大変そうですが。。。
初めての事なので。。。
でも、楽しくなってきました♪
和洋折衷ですね。

今後の日記もぜひお楽しみに。
ピンクの子供着物。
2008年01月28日
さて、次は派手な色の組み合わせの子供着物です。


ピンクをベースに緑色の松。赤・青・黄の鶴が羽ばたいていて、とてもおめでたい柄です。
鶴の羽が一枚一枚丁寧に描かれています。
これをほどいていきます。
子供のものなので、かなり着物も小さく解くのも簡単。
そして一気にお洗濯です。

今回、派手な着物の割には刺繍がされてなかったので、縮む心配も無く洗濯しました。

あ。一ヶ所、袖の松の部分に金糸で刺繍がされていました。
が、表地と裏地を同時に縫っていたので、やむなくほどきました。
するとその刺繍の下から穴が出てきました。
この穴を隠す為の刺繍を、買った方が自分でされて愛用していたのだと思います。
そういうセンスってステキだなと思います。

さて、洗濯が終わりました。まだかなり濡れた状態です。


急いでアイロンを当てましょう。


絵を傷めないようにも裏からアイロンを当てていきます。
写真の上の方が白っぽいの分かりますか?
アイロンがジュ~っと音を上げ、蒸気が立ち昇ります。
こんな風に結構大胆にアイロンを当ててしまいますが、案外大丈夫です。

が、ここで何やら異変に気が付きました。
どうも生地がキラキラ光ってます。何やらザラザラした手触りも。。。
これは何だ???

う。。。うわっっ!!!


びっくりです。もっと早く気付くべきでしたが、裏からアイロンを当てていたので気付きませんでした。
銀色の部分が完全にはがれてしまっています。
金色の部分は大丈夫でしたが、銀色の部分は糊が溶けてしまったのか???
慌ててもう一度すすぎにかかりました。
それと洗濯機の中も銀色の粉だらけ。
タライで手洗いすれば良かった。。。と、ちょっと後悔。
でもまぁ大丈夫でしょう。
これがお客さんの手に渡ってから色が落ちた!!!なんてコトになったら大変です。

気を取り直してもう一度アイロンがけに戻ります。


アイロンも子供用だと生地が少なくて早いですね。
こうして見ると、銀色が抜けたせいで、逆に少し落ち着いた色合いになったかもしれません。
あくまで私の好みですが、こっちの方がハデハデじゃなくていいかも。

これはどんな作品になるのかな~。
子供用のスカートもいいかも。お母さんとお揃いとか。
赤丸の長襦袢。
2007年12月12日
今、色んな種類の着物を一気に数枚用意しています。
そこで、作業工程を少しご紹介したいと思います。

今回は、赤い大きな丸模様がインパクト大な、薄桃色の長襦袢です。



基本的に着物類は手縫いしてあると思いますが、現代モノの安い着物や浴衣は、部分的にミシンを使って縫われているものもあるようです。
わたしは今までに何枚も着物を解いてきましたが、まだミシンモノに出会った事はありません。
なので、ほどくのも手でほどくのが一番いいかな。と思っています。
糸を見つけて一本ハサミで切り、そこから少しずつ糸を引っ張り出していきます。
よくリメイクする方は、リッパーで一気に切ってから、残った糸をガムテープで取り除くと聞きますが、私は苦手です。
要領が悪いのか、リッパーで布まで切ってしまう事が多いからです。
一針一針手で縫われた糸を、また1つずつほどいていくのもまたいいものです。
古い着物だと、糸を引っ張るとポロポロと切れてしまうものもあります。よほど古い着物か、糸にまでお金をかけられなかったのか?
そういう場合は仕方なくガムテープを使って糸くず集めをします。
今回はしっかりした糸でした。しっかりした糸を上手くほどけば、その糸をまた仕付け糸等として再利用する事もできます。
最後まで使い切ってあげたいですね。




今回のこの着物、赤い丸のふちに、輪染みのような、薄茶色の汚れがあります。これは経年の汚れなので、もうどうしても落とす事は無理だと思います。
もしかしたら、この赤い色のアクが出ているのかもしれません。
まぁそれもリメイクの醍醐味。

さて、全てをほどき終わるとお洗濯です。
基本的に私は洗濯機を使います。
それは、洗濯に耐えられる生地かどうかを調べる為でもあります。
色移りは仕方ないとしても、お洗濯したらボロボロになっちゃった。。。では意味がありません。
毎回ドライクリーニングというのも、勿体無い。
やっぱり自分で洗えるものがいいと思いますので、あえて洗濯機で。
一応おしゃれ着用洗剤を使い、洗濯機は下着・ウールのコースで。
軽く脱水したら、タオルドライして急いでアイロンです。
それに、生地によっては驚く程縮むものがあります。
特に絹と刺繍は。。。
アイロンを当てれば伸びますが、毎回伸ばすのも大変。
多少最初から縮ませておいてから作品作りをした方が無難です。
刺繍は刺繍糸が縮みます。なのでそれに引っ張られて生地にしわができます。これも伸ばすのが大変。
力づくで引っ張りながらのアイロンがけです。

今回は当然の結果ですが、赤い色移りが多数できました。




左の赤丸の色が、右側にはっきりと移ってます。
着物の赤は、色が落ちて当然ともいえるので、これは洗うには覚悟が必要かもしれません(笑)
これを防ぐには、大きなタライに洗剤を入れた水を張り、生地を泳がせるようにしてささっと洗います。
絞らずに、生地が重ならないようにしてタオルに挟んで水分を落とし、速攻でアイロンです。
絞るとそのまま色が移りますし、浸け置きしていても滲んだ色がすぐに移ります。
絞らずに自然乾燥させたとしても、物干しに干している間に水分が下へと下がっていくので色も滲んでいきます。
なかなか厄介な作業なのです。
なので私はあえてそういう事をするのは止めました。
色移りも味だと思えばそれなりに。です。
まぁ今回の生地はアンダースカートや、チラ見せ程度に使う方向で考えていきますが。

そしてもう1つの問題というか、特徴ですが、経年の汚れです。




これは裾や袖口等に多く見られます。
上の写真の矢印のように、薄く黒っぽい線が出ます。
これも仕方ないですね。
こういう汚れは裏地にまわしたり、折り返しやギャザーの中に隠して使ったりします。
もう同じ物は手に入らないので、できるだけ捨てる部分が少なくて済むように計算しながら作業を進めます。




さて、アイロンがけが終わりました。
洗濯からここまでは一気にやってしまわないと、色移りやしわの問題があるので必死です(笑)
1~2時間、確実に余裕の取れる時を確認してから作業を進めます。
お洗濯すると、濃い汚れは取れませんが、生地の色はパッと明るくなります。
ホコリやくすみを落として、また一枚の布へと生まれ変わりました。




棒に巻き取っていき、反物の状態にしてひとまず完成です。
着物をほどくのに2日ほどかかります。
これも子供がバタバタしてると出来ないので、なかなか。。。
そして時間との戦いでお洗濯とアイロン。
リメイクの作品の半分以上の作業はここにかかってると思います。

さて、どんな作品にしていきましょうか。
すっかり冬になってしまいました。
2007年11月27日
ごぶさたしております。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
10月に入り、一気に寒くなりました。
気温差についていけず、しばらく体調を崩していましたが、なんとか復活です。
子供の保育園の行事に振り回されたりで、まだまだおかーさん失格ですが、ぼちぼち頑張っております。

これからの季節、着物を着てウォームビズ♪とキメ込みたいのは山々ですが、家事育児ともなるとなかなかそうも言ってられません。
息抜きにはたまには着物も着たいですけどね。

先日実家へ帰って祖母の押入の片づけを手伝っていたら、掘り出し物の着物がいっぱい出て来ました。
虫干し。まさに虫だらけの虫干しでしたが。。。
着る事ができそうな状態の物はほぼ無く、どれも素材用か思い出としての保存か。。。という感じでした。
でも本物の古い着物の色柄はやっぱりステキでした。


今、何種類かの着物を解いています。
一気に何点かアップする予定でいます。
クリスマスに間に合うかな。
がんばろ。
まだまだ暑いです。
2007年09月10日
ごぶさたしております。
店長ゆうです。
なかなか作品が作れません。すみません。
って、謝ってばっかりですね。。。

この夏は本当に暑く、着物を着る事が一度もできないままです。
せっかく涼しげな薄物を手に入れたというのに。。。
しかも、いつでも着られるようにハンガーにかけてあるのに。
10月になれば涼しくなるんでしょうか?
でも、10月に薄物ってのはさすがにどうかと。。。

クールビズなんて言ってますが、なかなかどうにもならないもんです。
我が家はエアコン無しで頑張っているのですが、さすがに今年はもう限界を感じました。
子供が小学校に上がるまでは。。。。!!と思っているんですが、来年は負けそうです。

さて、フリーページ、過去作品倉庫にいくつか追加をしています。
リンクも入れました。
そして、悩んでいたトップページの画像もなんとか作りました。
ベースは、あたしの持っているお気に入りの牡丹の柄の留袖です。
泥汚れがひどいので、リメイクの予定ですが、なかなか。。。
刺繍も入っているのでどうなるやら分かりません。
が、一応真夏は過ぎた様子。
これからどんどこ気合い入れて作品に取り掛からねば!!と思っていますので、気長にお付き合いよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
2007年07月07日
はじめまして。
揚羽繕店、店長のゆうです。

ずいぶん前から計画していたネットショップを、いよいよスタートする事になりました。
本当なら、ある程度商品が揃ってからと思うのですが、今バタバタとしていて、なかなか作業する時間がとれません。
2007年の7月7日の七夕の日にオープンしたいと思っていたので、無謀にもスタートしてしまいました。

これからは、作品の製作過程等をアップしつつ、商品の方も揃えていきたいと思っています。

よろしければ、まったりのんびりお付き合い下さい。

よろしくお願いします。
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